タグアーカイブ | Windows Azure

Azure日本データセンターの価格体系

2014年2月26日、ついにAzureの日本データセンターが稼働を開始しました! 現在私は製品マーケティング担当をしているため、当日は公式のあれやこれやで忙しくこちらに投稿ができませんでしたが、Blogでもこの記念すべきイベントを盛り上げよう!とAzureアドベントカレンダーを実施しているので3月6日分として個人ブログでも参加することにしました。

今回、Azureは初めて「リージョン価格」という概念を導入しました。これは、各地域の市場状況に合わせた価格を設定するというものです。ちなみに「市場状況」には競争状況も含まれます。 さて、日本データセンターでの「リージョン価格」が設定されたのは下記のサービスです。

* 仮想マシンの価格がリージョン価格になるので、料金詳細ページに記載されている SQL ServerBizTalk Server の価格もリージョン価格になっているように見えますが、ソフトウェア部分はグローバル価格と同じです(差が出ているのは利用している仮想マシンの料金分のみです)。

SQL データベースと Webサイトについては、5月末までプロモーション価格としてグローバル価格が適用されています。6月1日よりリージョン価格となります。 また、クラウドサービスと仮想マシンのリージョン価格は東日本と西日本でも異なります。西日本の方が東日本の10%ほど安くなっています。

いまはリージョン価格適用が日本だけですが、今後の新しいデータセンターではリージョン価格が適用されていくことになる方針のようです。

広告

アプリの登録ユーザをアクティブユーザに

スマホ向けのアプリであれ、Windows 8のストアにあるアプリであれ、一般ユーザの関心を引き続けるのは楽ではありません。似たようなアプリが次々出てくる昨今では、それがますます難しくなっています。

アプリケーションへの機能追加を怠らず、頻繁にアップデートしているから大丈夫、ですか?
Image 2

ユーザの立場になってみると、ワンタップでアップデートした後、何が変わったのか気にしないですよね?「バグを直したのかな」ぐらいに思って(もしくは何も思わず)、使わないアプリは使わないままになりますよね。

アクティブでなくなってしまったユーザをアクティブにする策の一つとして、「通知サービス」を使ってみませんか。

通知にはメッセージがいれられるので、「アップデート」とは違って短い内容を伝えることができます。アプリの新機能などもアピールすることができます。それによって、ユーザがまたアプリを起動してくれる可能性が高まります(プッシュ通知を使うことで訪問者数が50%増えたという調査例もあります)。

Windows Azureには、この通知サービスを簡単にアプリに実装できる仕組みが備わっています。「通知ハブ」という名前で、8月12日に正式サービスを開始しました。

Windows 8/ Windows Phone / iOS / Android のいずれの端末にもプッシュ通知を送ることができます(誤解されがちですが、Windows AzureはWindowsだけに対応したサービスではないのです)。

実際にどうやってあなたのアプリに実装したら良いのか?はさまざまな技術リソースやBlogがありますので、技術担当の方にお任せしてください(このBlogはNon-techの方向けですのでそこは他のリソースに任せます  笑)。もちろん、マイクロソフトの担当者もお手伝いします。

ビジネス企画やマーケティングを担当されるBusiness Decision Makerのみなさんは、技術担当の方に「通知ハブというサービスがあるらしいからそれを使ってプッシュ通知をしてみたい」と相談してみてください。どんな通知をどんな条件で送信するとユーザの行動をより促しやすいのか、といったデータが集まってくるとより効果的なマーケティングができるようになるはずです。

関連リンク

通知ハブ 概要: http://www.windowsazure.com/ja-jp/services/notification-hubs/ 

料金: http://www.windowsazure.com/ja-jp/pricing/details/notification-hubs/

【GA】クラウド型プッシュ通知基盤:Windows Azure 通知ハブを正式リリース(MSDN Blogs 「雲のごとく」):http://blogs.msdn.com/b/daisukei/archive/2013/08/13/ga-windows-azure.aspx

クラウドと輸出管理規制 – 経産省通達で解釈が明確に

クラウドと輸出管理規制に関して新しい通達が出ました。

これまで、国外のクラウドサービス利用による情報の保管が外為法上の輸出管理規制の対象になるのかどうかの解釈が、必ずしも明確ではありませんでした。つまり、特定技術情報を保存することが外為法上の「輸出」にあたるのかどうか、というところが曖昧だったのです。

6月21日付けで経済産業省が出した通達(施行は9月1日から)で、この部分の解釈が明確化されました。

「輸出注意事項25第14号 外国為替及び外国貿易法第25条第1項及び外国為替令第17条第2項の規定に基づき許可を要する技術を提供する取引又は行為についての一部を改正する通達 (日本)」
http://www.jetro.go.jp/notice/announcement/51babdbc01f40

添付ファイル(PDF)
http://www.jetro.go.jp/biznews/attachment/51babdbc01f40.pdf

「情報を保管し利用するためのサーバーを提供するサービス(ストレージサービス)においては、当該サービス利用者が意図するとしないとにかかわらず、国外に設置されたサーバーに情報が保管される可能性がある。
他方で、ストレージサービスを利用するための契約は、サービス利用者が自らが使用するためにサービス提供者のサーバーに情報を保管することのみを目的とする契約である限りにおいて、サービス利用者からサービス提供者等に情報を提供することを目的とする取引にあたらないため、外国に設置されたサーバーに特定技術が保管される場合であっても、原則として外為法第25条第1項に規定する役務取引に該当せず、同条に基づく許可を要しない。したがって、外為法第25条第3項の対象にも該当しない。」

「サーバー上に存在するプログラム(アプリケーションソフトウェア等)を、インターネットを介して、他者がダウンロードすることなく利用できる状態にするサービス(SaaS等)を提供することは、プログラムをサービス利用者にとって利用できる状態に置くことを目的とする取引であり、提供を目的とする取引にあたるため、当該プログラムが特定技術であれば、外為法第25条
第1項に定める役務取引に該当する。」

詳しくは全文を参照いただきたいですが誤解を恐れずに要約すると、

  • PaaS や IaaS を利用する場合は、データの保存先が国外であってもサービス提供者に対する輸出にはあたらない
  • 特定技術にあたるプログラムをSaaS提供する場合は、 役務取引に該当することがある

ということになります。

パブリッククラウドのサービスを利用するに際して、輸出管理規制が気になっていた方もいらっしゃるかもしれませんが、この通達によって解釈が明確になりましたね。

また、Windows Azureは日本リージョンの開設も今後予定されています(こちらご参照)。併せてご検討の上でご利用ください。

Azureに関心のある女性のためのコミュニティー JAZUG女子部

Windows AzureにはJapan Windows Azure User Group(通称 JAZUG)というユーザコミュニティーがあります。

そのコミュニティーの中には、「女子部」があります。

IT系のコミュニティーは男性比率が高いので、コミュニティーによる勉強会などに一人では参加しづらい…というような女性の声があり、JAZUG所属の女性が中心になって活動しているグループです(私も「中の人」としてお手伝いしています)。

仕事でAzureを使っている方はもちろん、趣味で個人的に使っている方、使ってみようかなと思っている方、ちょっと興味があるという方も、女性であれば参加できます。

これまでもメーリングリストがありましたが、先日Facebookグループが作成されました。

http://www.facebook.com/groups/jazug.girls/

JAZUG-girls-j

お互いの顔が見える中で交流してみてはいかがでしょう。

なお、参加登録できなくて悔しい(?)男性の皆様、下記のリンクご参照の上、JAZUGへのご登録をどうぞ。女子部はJAZUGの一部ですので、女子部のみなさんと交流できる機会もあります。

http://r.jazug.jp/aboutus/

コミットメントプランで最大32%の割引き

Windows Azureには、利用期間をコミット(約束)することで割引が提供されるプランがあります。
このプランが9月27日から新しくなりました。

これまでは、Windows Azureプラン(コンピューティングインスタンス Sサイズ 750時間分)や
SQL データベースプラン(従量課金料金で¥8,741に相当するSQLデータベース)といったように
特定のサービス・機能についてある一定枠の利用量を、従量課金よりもお得な月額固定料金で
6か月間利用できる、というものでした。

新しくなったプランは、期間のコミット(6か月または12か月)はありますが
利用量の枠ではなく金額の枠が提供されるようになりました。

お支払いいただいた金額分まではWindows Azureのどのサービスをお使いいただくこともできます。

プリペイドカードのようなものだと考えていただくのがわかりやすいかもしれません。

特徴・留意点
  1. 最低金額枠は月額43,700円
  2. 契約期間は6か月間または12か月間(いずれも無制限に更新可能)
  3. 支払いは毎月月額前払い、または期間全額の一括前払い
  4. 一括前払いの場合、1か月の金額枠を超えて利用しても支払済み金額を全消費するまで割引額が適用される
  5. 毎月月額前払いの場合、利用しきらなかった支払い済み残高は翌月以降に持ち越せる(ただし契約期間終了月まで)
  6. 支払い済みの金額を超えて利用した場合は従量課金で追加課金が発生
  7. 月額枠の増額は期間中いつでも可能。ただし適用は翌月1日から。
  8. 契約金額に応じて割引率が変化
  9. 12か月の契約は6か月契約の割引率に+2.5%
  10. 一括前払いをすると、基本の割引率に+2.5%
  11. プランは、オンライン上で新規のサブスクリプションを作成するときに選択可能
プリペイドカードの比喩で考えると
  1. プリペイドカードの最低金額は1枚43,700円
  2. プリペイドカードには6か月後、または12か月後の有効期限日付入りで6枚または12枚単位で購入可能
  3. 一括前払いしてすべてのカードを有効化するか、または1か月ごとに前払いして1枚ずつ有効化
  4. 有効化してあるカードは翌月を待たなくても利用可能
  5. 有効化したカードに残額がある場合は、有効期限までは利用可能
  6. 手持ちの有効化したカード残額がなくなったときは使った分だけ通常金額で支払い
  7. 期間中に、翌月以降の残りの期間のカードに同額ずつの買い足しをすることが可能

割引率一覧表
プラン名 毎月コミット金額 適用される単価割引率 一括前払い時の単価割引率
6か月プラン 43,700円~ 20% 22.5%
1,311,150円~ 23% 25.5%
3,496,400円~ 27% 29.5%
12か月プラン 43,700円~ 22.5% 25%
1,311,150円~ 25.5% 28%
3,496,400円~ 29.5% 32%
関連情報

Windows Azure 公式サイト  購入オプションページ

計算ツール: 利用量から料金を試算できます

 

 

セキュリティとプライバシーに関するRFI(情報提供依頼書)への標準回答 日本語版を公開

以前ご紹介した「セキュリティとプライバシーに関するRFI(情報提供依頼書)に対する標準回答」の
日本語版が公開されました。

下記のページで「Standard Response to Request for Information Windows Azure Security Privacy.docx」をダウンロードできます。

http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=6dd73e12-95d9-4834-98b4-49bd65a85cbe

 

関連情報

セキュリティとプライバシーに関するRFI(情報提供依頼書)への標準回答を公開
https://ayakotan.wordpress.com/2012/04/10/stdres-to-rfi-securityandprivacy/

セキュリティとプライバシーに関するRFI(情報提供依頼書)への標準回答を公開

Windows Azure Platform に関連するセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス情報とFAQをまとめた
Windows Azure Trust Center が公開されたことはすでにご存知かもしれませんが、
この中でNon-techの方にも注目していただきたい情報についてお知らせします。

Relentless on Security の “LEARN MORE” から

Standard Response to Request for Information: Security and Privacy に行ってください。

“StandardResponsetoRequestforInformationWindowsAzureSecurityPrivacy.docx” というドキュメントがダウンロードできるようになっています。

このドキュメントはCloud Security Alliance (CSA) というNPO団体が定義している、 Cloud Control Matrix (セキュリティ、コンプライアンス、リスク管理の要件)を Windows Azure core service (コンピューティング、ストレージ、仮想ネットワーク)がどのように満たしているかについて説明しています。

#SQL  Azure、サービスバス、Marketplace、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)はこのドキュメントの対象外です。

各項目には、簡潔な回答の文章のあとに、該当するISO27001のドキュメントのどこに詳細情報が記述されているかも示されています。

データセンターの物理セキュリティや運用に関するプロセスや管理体制など、多岐にわたる情報について回答を記述しています。簡潔な回答の部分だけでも、かなりの内容を知っていただくことができます。

日本には、SaaSの安全性、信頼性について(財)マルチメディア振興センターが運営する「ASP・SaaS安全・信頼性に係る情報開示認定制度」がありますが、この制度で開示する情報と重なっている部分もあります。

ぜひご一読を…と言いたいところですが、英文で50ページあります。英語が問題ない方はすぐにどうぞ。
日本語訳も鋭意準備中です。日本語版が公開された時にはまたお知らせしますので、しばらくお待ちください。

(2012年6月14日追記)

お待たせしました。日本語版が公開されました。下記のページで「Standard Response to Request for Information Windows Azure Security Privacy.docx」をダウンロードできます。

http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?familyid=6dd73e12-95d9-4834-98b4-49bd65a85cbe

 

関連情報 CSA(Cloud Security Alliance):https://cloudsecurityalliance.org/